ayumi uyama diary♪

人形作家、ポーズ人形コレクター宇山あゆみのブログ♪
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「楽しきわが家」増刷決定〜♪


おかげさまで、「楽しきわが家」が
3刷となりました〜♪
お買い上げくださったみなさま
ありがとうございました!

今日、河出さんから届いた見本を
あらためてパラパラと眺めていたら、
この本を作っていた頃の、あの過酷な、
千本ノックのような日々を
まざまざと想い出しました。

この本の撮影も、
「応接間」のシーン以外、
物撮りもシチュエーション写真も
すべて宇山さんちで、と決定。

確かに、何百点もある膨大なコレクションの梱包や、
ほどいてまた梱包、とかクラクラするし、
「あ!あれ入れ忘れた!」
というやり残し感などのマイナスイメージを考えると
宇山さんちでやった方が、はるかにイイのですが…。

まだ、今の御殿に引越す前の家で、
間取りは8畳二間。
普通の女性ひとり暮らしなら、
わりと快適に過ごせたはずです。

しかし、
物量が「家族三人分」あって、
(引越し屋さん談)
壁一面、昭和の家具にグルリと囲まれていて、
そこでの撮影は、少しでもカメラマンさんが
動きやすいように、そして照明などをたてるスペースを
確保しなくてはなりません。

そこで、撮影に使わないものは、
全てお風呂場に持っていき、
(クローゼットは、とっくに満員)
バスタブにも洗い場にも、荷物を積み上げました。

朝9時くらいから、夜の12時くらいまでがんばって、
スタイリングや家具の移動や、
レンズをのぞいて、「ハイ!これでお願いします!」
をくり返しました。
編集者さんとカメラマンさんたちが帰られたあと、
その日々は、毎日銭湯通いでした。

帰り道、私の真上に白い月が浮かんでいて、
誰も歩いていない住宅街をひとり。
左右からは、いろんな家庭から流れてくる
下水道の音を静かに感じながら、
疲労感や達成感、そして明るい孤独感を感じながら
歩きました。

「会社を辞めて、本を出すために、今こうして銭湯に通っている。」
「明日のお茶菓子、何にしようかな。」
「私はいったい何をやっているんだろう。」

いろんなことが湯上がりの頭の中に浮かんでは消え、
最終的には、赤塚不二夫が、バカボンのパパに云わせた格言…

「これでいいのだ。」

が、浮かんで安心しました。

そして、この本のシリーズは、
編集者さんとカメラマンさんご夫婦の
一緒に盛り上げてくださったテンションがあったからこそ!!

カナリア堂にも、
間もなく入荷です♪

| ayumi | - | 22:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -









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